DENTAL BOTOX

その「なんとなくだるい朝」、歯が原因かもしれません。

睡眠中のあなたの歯には、
体重を超える力がかかっているかもしれません。

「毎朝、顎がだるい」「詰め物がしょっちゅう外れる」「マッサージに行っても肩こりが取れない」──こうした悩みの陰に、無意識の歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)が隠れていることがあります。睡眠中や集中時に起こるため自覚しにくく、気づかないうちに歯と身体を傷め続けるのが、この習癖のいちばん厄介なところです。ヨクシオ歯科 箕面萱野では、お口に残されたサインからブラキシズムを見つけ出し、歯と全身を守る対策をご提案します。

セルフチェック

3つ以上当てはまったらご相談を

歯・口のサイン

  • 歯が平らにすり減ってきた・短くなった気がする
  • 詰め物・被せ物が何度も割れる・外れる
  • むし歯ではないのに歯がしみる(知覚過敏)
  • 歯にヒビが入っている、欠けたことがある
  • 頬の内側や舌のふちに歯の跡がついている
  • 上顎・下顎に骨のふくらみ(骨隆起)がある

身体のサイン

  • 朝起きると顎が痛い・だるい・疲れている
  • 口を大きく開けると顎が鳴る・痛む
  • 慢性的な頭痛・こめかみの痛みがある
  • 肩こり・首こりがずっと続いている

癖・環境のサイン

  • 家族に歯ぎしりを指摘されたことがある
  • 集中しているとき、気づくと歯を食いしばっている
  • 口を閉じているとき、上下の歯が常に触れている
  • ストレス・疲労がたまっていると感じる

ABOUT

ブラキシズムには主に3つのタイプがあります。

タイプ 特徴
グラインディング(歯ぎしり) 上下の歯を強くこすり合わせるタイプ。「ギリギリ」という音が特徴で、歯のすり減りが進みやすい
クレンチング(食いしばり) 音を立てずにぐっと噛みしめるタイプ。周囲に気づかれず、本人の自覚も乏しいまま筋肉と歯に強い負担をかける
タッピング 上下の歯をカチカチと打ち鳴らすタイプ

加えて、日中に上下の歯を「軽く触れさせ続ける」TCH(歯列接触癖)も見逃せません。本来、上下の歯は会話や食事のとき以外は離れているのが正常で、1日の接触時間は合計20分程度といわれます。弱い力でも接触が長時間続くと、筋肉の疲労と顎への負担が蓄積します。

symptoms

歯のすり減り・破折 エナメル質がすり減って象牙質が露出し、しみやすくなります。最悪の場合、歯の根が縦に割れて(歯根破折)抜歯に至ることがあります。歯根破折は、歯を失う原因の上位に入ります
治療のやり直しの連鎖 セラミック・詰め物・被せ物の破損や脱離を繰り返す背景には、高確率でブラキシズムが関わっています。力の対策をせずに修復だけやり直しても、また壊れます
知覚過敏・くさび状欠損 強い力で歯がたわみ、歯の根元がえぐれるように欠けて(くさび状欠損)、しみる症状の原因になります
歯周病の悪化 過剰な力は歯を支える骨にも負担をかけ、歯周病の進行を後押しすることがあります
顎関節症・頭痛・肩こり 顎の関節と筋肉への慢性的な負担が、顎の痛み・開口障害・緊張型頭痛・肩こりにつながることがあります(詳しくは「顎関節症の治療」ページへ
インプラント・矯正治療への影響 強い力はインプラントや矯正後の歯並びの安定も脅かします。これらの治療を長持ちさせるためにも、力のコントロールは重要です

cause

原因は「ひとつ」ではありません

ブラキシズムの原因は完全には解明されていませんが、ストレス・睡眠の浅さ・飲酒・カフェイン・喫煙・噛み合わせ・逆流性食道炎など、複数の要因が関与すると考えられています。特に睡眠中の歯ぎしりは浅い眠りのときに起こりやすく、「ストレスの発散行動」という側面もあるため、完全に止めることよりも「歯と顎をダメージから守ること」が治療の現実的なゴールになります。

menu

  • ナイトガード(マウスピース)

    ナイトガード(マウスピース)歯を守る第一選択

    就寝時に装着するマウスピースで、歯どうしが直接こすれ合うのを防ぎ、すり減り・破折から歯を守ります。顎関節への負担軽減も期待できます。保険適用で製作できます。すり減ったナイトガードは「あなたの歯ぎしりの記録」でもあり、定期チェックで力の傾向を把握できます。

  • ボツリヌス治療

    ボツリヌス治療「力そのもの」を穏やかにする

    発達しすぎた咬筋にボツリヌス製剤を注射し、過剰な噛みしめの力を和らげます。ナイトガードがすぐ割れてしまうほど力が強い方、咬筋の張り・こわばり・エラの張りが気になる方に検討されます(自由診療)。

  • 日中の癖(TCH)へのアプローチ

    日中の癖(TCH)へのアプローチ

    「歯を離す」ことを思い出すためのリマインダー法(付箋・スマホ通知の活用)、姿勢の改善、就寝前のリラックス習慣など、行動面からのアプローチを指導します。日中の癖は「気づき」で改善できる領域です。

  • 傷んだ歯の修復と噛み合わせの管理

    傷んだ歯の修復と噛み合わせの管理

    すでにすり減り・破折・脱離が起きている歯は、力のコントロール対策とセットで修復します。当院では噛み合わせ全体を考慮した修復設計を行い、「直してもまた壊れる」の連鎖を断ちます。

FLOW

  1. 問診・検査

    お口の中のサイン(すり減り・骨隆起・頬の圧痕・くさび状欠損)と症状・生活習慣を確認します

  2. 診断・ご説明

    ブラキシズムの程度と、歯・顎への影響を写真等でわかりやすくご説明します

  3. 対策の開始

    ナイトガード製作・TCH指導を基本に、必要に応じてボツリヌス治療を組み合わせます

  4. 定期チェック

    ナイトガードのすり減り・歯の状態を定期的に確認し、対策を調整します

PRICE

治療メニュー 保険適用 費用
ナイトガード(マウスピース)製作 3割負担で約2,000〜5,000円程度(症状・素材により異なります)
ボツリヌス治療(初回) ×(自由診療) 37,000円
ボツリヌス治療(2回目以降) ×(自由診療) 25,000円
スポーツマウスガード(競技用) ×(自由診療) 19,000円

※料金は参考価格です。症状・治療内容により異なります。

FAQ

  • 歯ぎしりを完全に止める方法はありますか?

    現在のところ、歯ぎしりそのものを確実に止める治療法は確立されていません。そのため「歯と顎を守る」「力を穏やかにする」「日中の癖を減らす」という3方向の対策を組み合わせるのが現実的なアプローチです。

  • ナイトガードは毎晩着けるのですか?

    はい、継続使用をおすすめします。慣れるまで1〜2週間ほど違和感がある方もいますが、多くの方は自然になじんでいきます。

  • 自分が歯ぎしりしているか、確かめる方法はありますか?

    ご家族からの指摘のほか、お口の中には歯のすり減り・骨隆起・頬の圧痕など客観的なサインが残ります。検診の際にチェックできますので、気になる方はお申し出ください。

  • ボツリヌス治療で噛めなくなりませんか?

    日常の食事に支障が出ない範囲で効果を調整します。施術直後は噛む力が弱くなったように感じることがありますが、日常生活に大きな支障が出ることは通常ありません。

  • 子どもの歯ぎしりも治療が必要ですか?

    子どもの歯ぎしりは成長過程で見られる生理的なものが多く、多くは経過観察で問題ありません。ただし歯のすり減りが強い場合などはご相談ください。

リスク・副作用・注意事項

  • ナイトガードは使用に伴い摩耗・破損するため、定期的な点検と作り替えが必要です
  • ボツリヌス治療の効果は一般に3〜6ヶ月程度で薄れるため、状態に応じて継続治療をご提案する場合があります
  • ボツリヌス治療後、一時的に噛む力の低下・内出血・違和感が生じることがあります
  • 妊娠中・授乳中の方、神経筋疾患のある方はボツリヌス治療を受けられません。事前にお申し出ください
  • すでに歯根破折が生じている歯は、保存できない場合があります

CONTACT CONTACT

ヨクシオ歯科 箕面萱野(医療法人社団 翼翔会)

〒562-0013 大阪府箕面市坊島4丁目10-8 TEN24BLDG3F(みのおキューズモール近く)
北大阪急行「箕面萱野駅」徒歩5分/駐輪場完備