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虫歯になりにくいおやつ7選!子どもが虫歯になる理由も解説

おやつは、子どもにとって楽しみであるのと同時に、成長を支える大切なエネルギー源でもあります。
しかし、おやつの選び方や食べ方を間違えると、虫歯のリスクを高めてしまいます。保護者は、子どもの歯の健康を守るために、おやつに関する正しい知識を身につけなくてはいけません。
今回は、虫歯になりにくいおやつについて解説します。子どもがおやつで虫歯になりやすい理由、虫歯になりにくいおやつのほか、おやつの食べ方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

虫歯ができる条件とは

虫歯ができる条件は、歯質・菌・糖分の3つです。この3つの条件が揃い、口内に歯垢が残った状態が24時間以上続くと、歯の表面のエナメル質からカルシウムなどが溶け出て、虫歯ができます。

 

子どもがおやつで虫歯になりやすいのはなぜ?理由は5つ

次に、子どもがおやつで虫歯になりやすい理由を見てみましょう。理由は、主に5つあります。

乳歯のエナメル質が薄い

一般的に、乳歯は永久歯よりもエナメル質が薄く、歯の表面が柔らかいです。初期段階の虫歯はエナメル質に穴が開いた状態なので、エナメル質が薄い乳歯は虫歯になりやすい状態といえるでしょう。

歯に付着しやすいおやつが多い

子どもが好きなチョコレートやグミ、キャラメルなどのおやつは、歯に付着しやすいのが特徴です。一般的に、口内に糖分がとどまっているほど虫歯のリスクが高まるので、歯に付着しやすいおやつを摂取することで虫歯のリスクは必然的に高まります。

おやつを食べる時間が長い

子どもがおやつを食べている間は、口内に虫歯菌のエサである糖分がたくさんある状態です。おやつをダラダラと食べていると、その分虫歯のリスクが高まりやすいです。
テレビやスマホを見ながら、スナック菓子やジュースを口にする習慣がある子どもは、おやつを食べる時間が長い傾向にあります。

糖分を過剰摂取しやすい

糖分は甘いお菓子だけでなく、ジュースやソフトドリンクにも含まれています。おやつと一緒にジュースやソフトドリンクを飲むと、糖分を過剰摂取しやすいです。さらに、これらの飲み物は喉が渇きやすくなるため、飲み過ぎてしまいがちです。

歯磨きがきちんとできていない

おやつを食べた後に十分に歯磨きができていれば、虫歯を予防できますが、子どもは自分で歯をしっかりと磨くことが難しい傾向にあります。特に、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯などに磨き残しがあることが多いです。

子どもが虫歯になりにくいおやつ7選

先ほど、おやつで虫歯になりやすい理由をご紹介しましたが、おやつを食べたからといって必ずしも虫歯になるわけではありません。子どもの虫歯を防げるかどうかは、おやつの選び方や食べ方次第です。
それでは、虫歯になりにくいおやつを7つご紹介します。ぜひ、毎日のおやつに取り入れてみてください。

チーズ

チーズはカルシウムが豊富に含まれているため、歯の成分が溶け出す「脱灰(だっかい)」を防ぎ、虫歯を予防する効果があります。また、虫歯の原因となる糖分を一切含まないのも大きな特徴です。さらに、食後に酸性へと傾いた口内を中性に戻し、虫歯になりにくい環境をキープする働きもあるため、チーズはまさに理想的な「虫歯になりにくいおやつ」に適しています。
おすすめのチーズは、硬めでよく噛む必要があるタイプです。例えば、チェダーチーズやミモレット、パルミジャーノレッジャーノなどが良いでしょう。

ヨーグルト

ヨーグルトもチーズ同様にカルシウムが豊富で、歯の再石灰化を促進する効果があります。さらに、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、口内の悪玉菌を減らして虫歯を予防する働きもあります。

効果を高めるには無糖タイプを選ぶのがベストですが、甘味がほしいときはきなこやバナナを足して、日中のヘルシーなおやつにするのがおすすめです。

なお、乳酸菌の力を期待して夜に食べる場合は、必ずその後に丁寧な歯磨きを行ってください。就寝中は唾液が減って虫歯リスクが跳ね上がるため、お口の中を清潔にしてから眠ることが大前提です。

ナッツ類

アーモンドやくるみなどのナッツ類は、糖分がほとんど含まれず、歯にくっつきにくいのが特徴です。しっかり噛んで食べるため、だ液の分泌が促されて口内が自然に洗浄され、虫歯になりにくい環境を作れます。さらに、ナッツには歯そのものを強くするカルシウムなどのミネラルも豊富です。

お子さまのおやつに選ぶなら、余計な塩分や油分、糖分が入っていない「無塩・素焼き(無糖)」タイプのナッツがおすすめです。

おにぎり・ふかし芋

おにぎりやふかし芋には、虫歯の原因となる砂糖が含まれていません。咀嚼回数が多く、唾液の分泌が促されるのも、大きな特徴です。腹持ちも消化も良いので、虫歯になりにくいおやつに最適といえるでしょう。

野菜スティック

野菜スティックは、清掃性食品の一つです。清掃性食品とは、食べることで歯の表面を掃除する効果がある食品のことです。ニンジンには歯のエナメル質を丈夫にする効果、ダイコンやキュウリは食物繊維が多く歯の表面の軽い汚れを除去する効果があります。

いちご

いちごには、虫歯予防に効果的なキシリトールが含まれています。キシリトールは甘いですが、砂糖のように酸を作りません。さらに、虫歯の原因菌のミュータンス菌を弱める効果も期待できます。 キシリトールの含有量は、いちご100gあたり350mgといわれています。

寒天ゼリー

寒天ゼリーは歯に付着しにくく、虫歯になりにくいです。食物繊維が豊富で、満足感もあるので、子どものおやつに最適です。購入時は、無糖タイプを選びましょう。または、寒天ゼリーを手作りするのもおすすめです。

 

虫歯になりにくい!おやつの食べ方の工夫

虫歯を防ぐには、おやつの食べ方も重要です。子どもにおやつをあげるときは、以下の点に注意してみてください。

時間や量を決める

おやつは時間を決めることで、ダラダラ食べを防ぐことができます。ダラダラと食べると歯が長時間酸にさらされて、虫歯になりやすくなります。おやつの時間を決めて、規則正しく食べさせましょう。
また、おやつは適量を心がけることが重要です。食べ過ぎを防ぐために、小皿に出してからあげるとよいでしょう。

よく噛んで食べる

よく噛むことで唾液の分泌が促進され、口中を清潔に維持することができます。時間をかけて食べると少量でも満足しやすいので、1口につき20~30回あたり噛むことを習慣にしましょう。
特に、成長期の子どもは十分に噛むことで顎が発達し、歯が並ぶスペースを確保しやすくなります。

水やお茶と一緒に

おやつを食べるときの飲み物は、水やお茶が望ましいです。水やお茶は糖分を含まないので、お腹いっぱいになり、次の食事が食べられなくなることもありません。また、おやつ中またはおやつ後に摂取する水には、口内の糖分や酸を洗い流す効果もあります。

食後は歯みがき

おやつの後は、歯みがきをさせましょう。歯みがきが難しいときは、水やお茶で口を軽くゆすいで、口の中に残っている糖分を洗い流します。外出時は、キシリトール配合のガムを噛むのもおすすめです。

 

虫歯になりにくいおやつに関するQ&A

Q. チョコレートはあげたらダメ?
A. チョコレートは絶対にダメというわけではなく、「甘すぎないものを少量」にするなら問題ありません。特に高カカオチョコレートは比較的糖分が少なく、虫歯リスクを抑えやすい選択肢です。ただし、だらだら食べを避けて、食べた後はお茶やお水を飲んだり、歯磨きをしたりする習慣も大切です。
Q. おやつは手作りした方がよい?
A. 必ずしも毎回手作りにする必要はありませんが、手作りおやつは甘さを控えめにしたり、素材そのものの味を活かしたりしやすいメリットがあります。時間のあるときに、蒸しパンやおにぎり、さつまいもなどの簡単なおやつを取り入れてみるのもおすすめです。
Q. おやつは1日1回?
A. おやつの回数は年齢によって目安が異なります。1〜2歳頃は胃がまだ小さく、一度にたくさん食べられないため、午前と午後の1日2回程度が目安です。3歳以上になると、昼食と夕食の間に1回程度で十分なことが多いです。大切なのは回数だけでなく、「時間を決めて食べる」ことです。

 

虫歯になりにくいおやつの選び方で相談したいときはヨクシオ歯科 箕面萱野へ

おやつは子供にとって楽しい時間ですが、甘いものや粘着性が高いものばかりあげていると、子どもが虫歯になってしまいます。保護者がおやつの選び方や与え方を正しく理解して、子どもの歯の健康を守りましょう。
ヨクシオ歯科 箕面萱野の小児歯科では、虫歯になりにくいおやつの選び方や食事の摂り方について歯科医師、歯科衛生士さらには管理栄養士が多角的にアドバイスを行っています。ブラッシング指導や保護者の方への仕上げ磨き指導もありますので、ぜひご活用ください。
当院では、お子様が歯医者さんを嫌いにならないように、無理な治療はしません。いきなり治療するのではなく、一人ひとりのペースに合わせて診療を進めます。子どものおやつの選び方でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

この記事の監修医師
YASUOKA DENTAL OFFICE UMEDA 歯科医師
川越 智仁
みなさんは歯医者に行くタイミングはどのような時ですか?痛みが出た時や検診のためなど、さまざまだと思います。しかし、痛みが出てからの治療は歯を削る量が増え、費用もかさみます。そうなる前に検診に来ていただければ、早期に対処でき、大切な歯と健康を守ることができます。ご来院された方には笑顔と幸せをお届けできるよう、丁寧な対応を心がけています。