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声かけひとつで変わる!歯医者嫌いな子供が笑顔で通えるようになる「3ステップ」の対処法

歯医者への通院の度に子供が泣き叫んだり、毎回診療台の上で大暴れしたりすると、付き添いの親御さまもうんざりしてしまうのではないでしょうか。
「どうしてうちの子はこんなに嫌がるの?」「私の連れて行き方が悪いの?」と、自分を責めて不安になることもあるかもしれません。
子供が歯医者を嫌がるのには、本能的な恐怖や心理的な理由があります。
この記事では、子供が歯医者を怖がる3つの原因を紐解きながら、今日から実践できる事前の声かけや治療中のサポート、やってはいけないNG行動を分かりやすく解説します。
目次
なぜ子供は歯医者が嫌いなのか?原因3選

そもそも子供はなぜ歯医者が嫌いなのでしょうか。まずは嫌いな原因を把握して、対処法を見出していきましょう。
何をされるかわからないという不安
大人は「歯医者では虫歯を削るために麻酔をする」という前提知識を持って治療に臨めますが、小さな子供にはその知識がありません。
自分の意思とは関係なく見知らぬベッドに寝かされ、ライトで照らされ、何を目的としているか分からない金属の器具を口に入れられる行為は、本能的な恐怖やパニックを引き起こします。
次に何が起こるか分からないという状態は、大人であっても強いストレスを感じるものです。恐怖感から子供が歯医者嫌いになるのも、無理のない話です。
独特な音と臭い
歯を削る時の「キーン」という高い機械音は多くの子供が嫌がります。キーンという音は骨を通じて頭の中に響くため、大人でも不快感や恐怖が大きくなるものです。さらに、バキュームが唾液を吸い上げる大きな音も、小さな子供にとっては「口が吸い込まれるかもしれない」という未知の恐怖に繋がります。
また、薬品や消毒液の独特なにおいも天敵です。一度でも「痛い」「怖い」という経験をすると、匂いと過去の体験と関連づけてしまい、診察室に入る前から拒絶反応を起こしてしまいます。五感への刺激が、子供を本能的に警戒させてしまう大きな原因です。
親の不安が伝わっている
親の不安が子供に伝わってしまうのは、実はよくあることです。
連れて行く親の側に「泣いたらどうしよう」「痛がらせて可哀想」という焦りや不安があると、無意識に声が強張ったり、表情が硬くなったりします。
子供はそれを敏感に感じ取り「お母さんが緊張しているということは、これから恐ろしい場所に行くんだ」と身構えてしまうのです。
また、良かれと思って「痛くないからね」「怖くないよ」と過剰に声をかけるのも逆効果になります。
逆に怪しさを感じ取ってしまい、緊張によって身を固くしてしまうのです。
【タイミング別】子供の歯医者嫌いを克服する対処法

歯医者嫌いの具体的な対策方法を、それぞれのタイミング別に3点紹介します。
歯医者に行く前の準備と声掛け
前日に「明日はお口をピカピカにしに行こうね」と誠実に伝えましょう。その際、「痛くないよ」と過剰に励ますと、逆に「痛いかもしれないんだ」と警戒させるため逆効果です。
大切なのは、嘘をついて連れて行かないことです。「公園に行くよ」などと嘘を言って連れ出すと、裏切られたショックで不信感が強まり、余計に激しく拒絶するようになります
また、事前に歯医者さんが登場する絵本や動画を見せておくのも効果的です。「虫歯バイキンをやっつけるヒーローなんだ」と楽しいイメージを膨らませ、見通しを持たせてあげることで、当日の恐怖心をぐっと和らげることができます。
歯医者に着いた後と治療中のサポート
歯医者に着いた後と治療中は、親が一番の味方として寄り添い、安心感を与えることが大切です。
まず、待合室では絵本を読んだりおしゃべりをしたりして、リラックスできる環境を作りましょう。お気に入りのぬいぐるみやタオルを持参して持たせるだけでも、子供の心は落ち着きます。
診察台に上がったら、スモールステップで褒めちぎるのがコツです。「椅子に座れた」「お口を開けられた」など、少しでもできたことがあれば大げさに褒めて自信を持たせましょう。
万が一泣いてしまっても、その場で叱るのは厳禁です。「怖いよね、でも頑張って座れているね」と気持ちを受け止め、治療中は手を握るなどして「一人じゃないよ」と肌で伝えてあげます。
帰宅後のアフターフォロー
治療が無事に終わって帰宅した後は、子供の記憶を頑張った達成感で包み込む、絶好のタイミングです。
まずは結果にかかわらず、挑戦した姿勢を全力で褒めてあげましょう。「最後まで座っていられたね」「泣いちゃったけどお口を開けられてかっこよかったよ」と具体的に褒めることで、子供の自尊心が満たされます。
さらに、シールやちょっとしたおもちゃ、欲しがっていた本などのご褒美を用意しておくのも効果的です。「頑張ったら良いことがあった」という貴重な成功体験となります。次回の通院へのモチベーションにも効果的です。
大切なのは、治療の「怖かった思い出」を、親からの「たくさん褒められて嬉しかった思い出」に変えてあげることです。
ついやってしまいがちなNG行動と言ってはいけないNGワード
子供の態度が頑なになってしまう、言ってはいけないNGワードと行動を3点紹介します。
いうこと聞かないと注射してもらうよ!などの脅し言葉
昔では当たり前だった子供への脅し文句は、絶対に避けるべきNGワードです。
いうこと聞かないと注射してもらうよ!などの脅し文句を強く言うと、歯科医院は「悪いことをした時に罰を与えられる恐ろしい場所」歯科医師は「自分に痛いことをする敵」としてインプットされてしまいます。
潜在的に歯医者嫌いが定着してしまうと、いざ本当に治療が必要になった際、恐怖心からパニックを起こして大暴れする原因になります。
歯科医院は痛い注射をされる場所ではなく、「お口をピカピカにして健康を守ってくれる場所」として記憶してもらうように工夫しましょう。
泣いたり暴れたりした時に厳しく叱る
「周りに迷惑をかけて申し訳ない」「早く終わらせたい」という焦りから、親御さまはついイライラして「静かにしなさい!」「みっともない!」と怒ってしまいがちです。
しかし、恐怖でパニックになっている子供を叱っても、不安や反発心がさらに強まるだけで、落ち着くことはありません。それどころか、歯医者の恐怖に加えて親に怒られた悲しみが重なって、取り返しのつかないトラウマになってしまいます。
泣くのは恐怖から身を守ろうとする本能的な反応です。叱るのではなく、「怖かったね」「嫌だよね」とまずは気持ちを受け止め、手を握って安心させてあげる方が、子供は早く涙を拭うことができます。
他の兄弟や友達と比較する
「お兄ちゃんは泣かなかったよ」「〇〇ちゃんは平気だったのに」と、他の兄弟や友達と比較して責めるのは避けなければいけません。
痛みの感じ方や恐怖心の強さは子供それぞれに異なります。それにもかかわらず身近な人と比べられると「自分はダメな子なんだ」と自尊心を深く傷つけられ、恐怖心に加えて強い劣等感や悔しさを抱え込んでしまいます。その結果、歯医者への苦手意識がさらにこじれてしまいかねません。
比べるべきは他人ではなく過去の自分です。前回は診察室に入れなかったのに今回は椅子に座れたなど、その子の小さな成長を見つけて認めてあげましょう。他人との比較をやめることが、子供が安心して一歩を踏み出すきっかけになります。
子供に優しい歯科医院を見分けるポイント

子供に優しい歯科医院を見分ける際の、押さえておきたいポイントを3点紹介します。
小児歯科に力を入れている
小児歯科への力の入れ具合は、歯科医院選びの大事なポイントの一つです。
看板やホームページに小児歯科と大きく掲げている医院は、子供の対応に慣れた歯科医師や歯科衛生士が在籍しています。
小児歯科の歯科医師や歯科衛生士は、子供の成長に合わせた治療の専門知識を持っており、子供の気持ちを無視した無理な治療を進めることはありません。
さらに、小児歯科専門医や指導医が在籍している医院や、ホームページに「日本小児歯科学会」などの所属が明記されている歯科医院は、より専門的な治療やケアが期待できます。
「TSD(Tell-Show-Do)法」を取り入れている
TSD法とは、小児歯科で広く用いられる行動変容技法の一つです。次の3つのステップで治療を進めます。
- これから何をするのか、子供にわかりやすい言葉で説明する(Tell)
- 使う器具を実際に見せたり触れさせたりして安全であることを示す(Show)
- 了承のうえで治療を行う(Do)
子供が抱えている、何をされるかわからないという不安に徹底的に寄り添い、ステップを踏んで納得させてから処置に入ります。
恐怖心を最小限に抑える有効な方法です。TSD法は、子供向けに合わせる必要がありますが、恐怖心を抑えるための具体的な方法が記されている歯科医院はポイントが高いです。
キッズスペースや、子供がリラックスできる工夫がある
待合室に、おもちゃや絵本などが充実したキッズスペースがある医院は、待ち時間の退屈や緊張を和らげてくれます。
また、診察台の天井にモニターがあり、寝たままアニメを見られる工夫がされている医院もおすすめです。アニメに夢中になっている間に治療が終わるため、子供の恐怖心を大きく減らせます。
子供向けの設備が充実している医院は、ハード面だけでなく「子供を歓迎し、怖がらせないようにしよう」というスタッフの意識も高いことが多いです。
通うのが楽しみになるような空間づくりがされているか、事前に写真などで確認してみましょう。
子どもの歯医者嫌いに関するよくある質問(FAQ)
子供の歯医者嫌いに際して、親御さまからよく寄せられる質問を3点紹介します。
お子さまの歯医者嫌いにお困りの方はお気軽にご相談ください〜ヨクシオ歯科箕面萱野より
子供の歯医者嫌いには、根本的な理由があります。まずは、歯医者嫌いの原因を把握してそれぞれの子供に合った対処法を考えましょう。
無理に連れていき、治療を受けさせるのは逆効果です。うまく我慢できなかったからといって、子供の責めるのもよくありません。
親子で協力して治療を受ける心構えが大切です。
ヨクシオ歯科箕面萱野では、子供に「歯医者さんは楽しいところ」と思ってもらえるような雰囲気作りを大切にしています。
それぞれの性格やペースに合わせた診療を進めておりますので、歯医者が初めてのお子様でも安心です。
小児歯科選びにお迷いの親御さまは、ぜひお声がけください。最良の治療プランを提案させていただきます。
