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子どもの歯の生え変わりはいつから?順番や注意点を歯科医院が解説

子どもの歯の生え変わりは6歳頃から始まります
お子様の歯がグラグラし始めると、「もう生え変わりの時期なのかな」と気になる保護者の方も多いのではないでしょうか。
乳歯から永久歯への生え変わりは、お子様の成長を実感できる大切な節目です。一方で、「いつ頃始まるの?」「順番は決まっているの?」「なかなか抜けないけれど大丈夫?」といった疑問や不安を抱えることも少なくありません。生え変わりにはある程度の目安がありますが、個人差も大きいため、正しい知識を知っておくことが大切です。気になる症状がある場合は、早めに歯科医院へ相談することで安心につながります。ここでは、乳歯が抜け始める時期や、生え変わりの基本的な流れについて詳しく解説します。
乳歯が抜け始めるのは6歳頃

生え変わりには個人差がある
歯の生え変わりは、成長スピードと同じように個人差があります。同じ年齢でも、すでに数本抜けているお子様もいれば、まだ一本も抜けていないお子様もいます。兄弟姉妹でも時期が異なることは珍しくありません。身長や体格、遺伝、栄養状態など、さまざまな要因が影響します。そのため、周囲と比較して焦る必要はありません。ただし、8歳を過ぎても前歯がまったく抜けない場合や、永久歯が見当たらない場合には、一度歯科医院で確認すると安心です。レントゲン検査によって、永久歯の位置や発育状況を確認できます。早めに相談することで、不安を解消できるだけでなく、必要な対応も適切に行えます。定期的なチェックがお子様の健やかな成長につながります。
永久歯は全部で28本生えてくる
乳歯は全部で20本ですが、永久歯は親知らずを除いて28本あります。奥歯が増えるため、お口の中は大きく変化します。生え変わりは一度に進むのではなく、数年かけてゆっくり進行します。永久歯は乳歯よりも大きく、表面の溝も深いため、むし歯になりやすい特徴があります。特に、生えたばかりの永久歯は歯質が未熟で、むし歯に弱い状態です。そのため、生え変わりの時期は、これまで以上に丁寧な歯磨きと定期検診が重要になります。永久歯は一生使う大切な歯です。この時期のケアが、将来のお口の健康を大きく左右します。歯科医院でフッ素塗布を受けることもおすすめです。
歯の生え変わりの順番
歯の生え変わりには、ある程度決まった順番があります。順番を知っておくことで、「これは正常かな?」と判断しやすくなります。多少前後することはありますが、大きく外れている場合には、歯科医院で確認することが大切です。
最初は下の前歯から始まることが多い
多くのお子様では、最初に下の中央の前歯が抜けます。これは生え変わりのスタートラインともいえる歯です。下の前歯は比較的小さく、永久歯も生えてきやすい位置にあります。下の前歯が抜けると、その後まもなく永久歯が顔を出します。最初は少し大きく見えるため、驚かれることもありますが、これは正常です。成長とともに周囲の歯とのバランスも整っていきます。歯が抜けた後は、清潔を保ち、永久歯がスムーズに生える環境を整えることが大切です。
上の前歯は少し遅れて生え変わる
下の前歯の後、上の前歯が生え変わるのが一般的です。時期としては6〜8歳頃が目安です。上の前歯は見た目にも影響するため、保護者の方が特に気にされる部分でもあります。永久歯は乳歯より大きいため、生えた直後は前に出ているように見えることがあります。しかし、多くの場合、顎の成長とともに自然に整っていきます。無理に心配せず、経過を見守ることが大切です。
奥歯や犬歯は小学校高学年頃
前歯の生え変わりが終わると、次は犬歯や奥歯へと進みます。小学校高学年から中学生頃まで続くことが多く、長い期間をかけて完成します。特に犬歯は、生えるスペースが不足すると歯並びに影響しやすい歯です。また、奥歯は噛み合わせを支える重要な役割があります。定期的に歯科医院で確認することで、歯列不正の早期発見につながります。成長に合わせた適切な管理が、将来の美しい歯並びにつながります。
生え変わり時期に注意したいこと
乳歯が抜けないのに永久歯が生えてきた
乳歯の内側や後ろから永久歯が生えてくることがあります。特に下の前歯ではよく見られる現象です。乳歯が自然に抜ければ問題ないこともありますが、長期間残っている場合は抜歯が必要になることがあります。放置すると歯並びに影響する可能性があるため、早めの受診がおすすめです。
歯並びが気になる場合
永久歯が斜めに生えたり、重なって生えたりすることがあります。顎の大きさと歯のサイズが合わないことが主な原因です。早期に確認することで、将来的な矯正治療の選択肢が広がります。「様子を見よう」と思わず、気になった時点で相談することが大切です。
むし歯予防が重要
生えたばかりの永久歯は、非常にむし歯になりやすい状態です。溝が深く、歯ブラシが届きにくいためです。フッ素塗布やシーラントを活用することで、むし歯のリスクを大幅に減らせます。毎日の仕上げ磨きも引き続き重要です。
歯科医院を受診するタイミング
前歯が8歳を過ぎても抜けない
通常、前歯は6〜7歳頃に抜け始めます。8歳を過ぎても動きがない場合は、永久歯の位置や本数に問題がある可能性があります。先天的に永久歯がないケースや、埋まったままになっているケースもあります。レントゲンで確認することで、適切な対応が可能になります。
永久歯が変な位置から生えている
乳歯の後ろや横から永久歯が生えている場合は、歯並びへの影響が心配されます。自然に改善することもありますが、乳歯が抜けない場合は処置が必要になることがあります。
痛みや腫れがある
生え変わりに伴う軽い違和感は正常ですが、強い痛みや歯ぐきの腫れがある場合は注意が必要です。炎症や感染が起きている可能性があります。放置すると症状が悪化することもあるため、早めに受診しましょう。
ヨクシオ歯科箕面萱野の定期検診で安心して見守りましょう
歯の生え変わりは、お子様の成長を感じられる大切な時期です。しかし、見た目だけでは分からない問題が隠れていることもあります。定期検診を受けることで、永久歯の発育状況や歯並び、むし歯の有無をしっかり確認できます。永久歯は一生使う大切な歯です。生え変わりの時期こそ、ヨクシオ歯科箕面萱野と一緒に、お子様のお口の健康をしっかり守っていきましょう。定期的な通院が、将来の健康な歯並びと笑顔につながります。